プロフィール
落合 佐紀
栃木県益子町出身。4歳よりピアノを始める。栃木県立宇都宮女子高等学校を経て、東京音楽大学ピアノ科卒業。在学中、公益財団法人飯塚毅育英会より奨学金を得る。
2005年アジア国際ピアノコンクール奨励賞受賞。2006年、第10回PIARAピアノコンクール全国大会シニアC部門最優秀賞受賞。
2007年より、同育英会海外留学支援奨学生として渡独。2010年、ドイツ・ミュンスター国立音楽大学大学院ピアノ科・ディプロム課程修了後、引き続きミヒャエル・ケラー氏のもと研鑽を積む。2020年、同大学院ピアノ科・修士音楽芸術課程を最優秀にて修了。
2014年より、マンハイム国立音楽舞台芸術大学大学院にて、パウル・ダン氏に師事。2017年、ピアノ室内楽科を最優秀の成績で修了。
2009年、WDR西ドイツ放送音楽祭にて室内オーケストラと共演、2012年には、選抜オーディションに合格し、同放送内での生収録コンサートに出演。2014年、ミュンスター音楽大学学内室内楽コンクールに2つのアンサンブルで参加、第2位及び第3位。また、2012年にユーディ・メニューイン財団„Live Music Now“のオーディションに合格後、専属ピアニストとしてミュンスター近郊でコンサート活動を行っている。2019年3月、ミュンスター市立劇場主催のコンサートシリーズにソリスト・声楽伴奏者として出演、エアブドローステンホフ城にて1828年製のウィーンのフォルテピアノ、ジョセフ・ブロードマンを演奏し、好評を博す。
これまでに、ピアノを岩崎綾子、上野則子、仲山笑子、海老原直美、徳田容子、パーヴェル・ネルセシアン、ミヒャエル・ロイシュナーの各氏に師事。ウィーンにてローランドバティック、ヴォルフガンク・ヴァッツィンガー各氏、ツヴィンゲンベルグにてキャサリン・ヴィッカーズ氏のマスタークラスを受講。また、フォルテピアノをウルリッヒ・ベーツ氏に師事、トビアス・コッホ氏のマスタークラスを受講。
ソロ、室内楽、フォルテピアノの各分野で、ドイツ各地にてコンサート活動を行う傍ら、2011年よりミュンスター国立音楽大学・大学院講師を務める。
2019年に日本へ帰国。2020年4月より宇都宮短期大学音楽科・同附属高等学校音楽科にて、非常勤講師として後進の指導にあたる。